1. お口の中の全体を考えた治療計画が必要です

残っている歯が重度の歯周病や虫歯になっている場合は、それらの治療が完了してからインプラントを行います。
前歯にインプラントを入れる場合、奥歯の噛み合わせがしっかりしていないとインプラントがゆるんでしまいます。
必ず奥歯の噛み合わせを確認してから行います。
2. 術前の検査と説明をきちんと受けましょう

お口全体を観察できるレントゲンや、必要であれば、CT画像での検査等で骨の状態を確認しなければなりません。
それらをもとに安全性やリスクの説明を受け、患者様自身が納得してから治療を受けるようにしましょう。
3. 清潔な治療環境が大切です

インプラント治療は外科的な処置を伴うため、院内全体が清潔であることが特に求められます。
また、手術も一般外科に準じた清潔度が要求されます。
院内の清潔度をご自身で確かめてから治療を受けましょう。
4. 大切な「からだ」のことです 納得いくまで医師に相談しましょう
セカンドオピニオンとして他の医師の意見を聞くことも良いことです。
5. 全身的な疾患や喫煙は注意が必要です
インプラント治療に限らず、全身的な疾患をお持ちの方は治療前に必ず歯科医に申し出て下さい。
よほどの重度でない限り治療は可能ですが、場合によっては内科医と相談してから行なうこともあります。
また、喫煙される方はリスクが高くなることが報告されています。
できればこの機会に禁煙なさることをお勧め致します。
6. メンテナンスが重要です
インプラントは一旦骨に結合すると長期に安定して機能しますが、定期的なメンテナンスを行うことでさらに長持ちさせることができます。
大体6ヶ月から1年程度の間隔でメンテナンスを受けましょう。
